けんけんごーごー



――今日も、みんなで夕飯を。

戦乱の時代、生贄として差し出された幼子を育てた神様がいた。
その神様は子供たちの為、平和な国を求めてある城を作った。

ある日いなくなった神様の為、城を守る十二人の子供たちと、城の乗っ取りを企む猫のはなし。
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深緋(こきひ)子♀/150cm


「なん、何の話ー?うちも混ぜてやー」

神様がいなくなった後、神様の代理を務めている獣憑き。
幼い外見をしてるけれど、12人の中で最年長。
無邪気で抜け目がなくちゃっかりもの。さらっとなんでも自分の思う通りにしがち。
一人で行動したくないさみしがり屋でもあり、大抵だれかと一緒に行動している。
語尾が伸びた方言混じりの話し方が特徴的。食いしん坊で穀物が大好き。
メロンソーダやミルクセーキなど、おしゃれな飲み物とお酒も好き。
城が猫の恨みを買った諸悪の根源でもあるが、詳しいことは話そうとしない。

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照柿(てりがき)丑♂/192cm


「やあやあ、いらっしゃい。今日は俺のお気に入りの茶葉だよ」

おっとり穏やかなみんなのお兄さん分。
お城の一角を使って喫茶店を営んでおり、いつのまにか十二支たちのたまり場になった。
平和・和平こよなく愛する。目の前で喧嘩があったら何が何でも止める。鉄拳制裁も辞さない。
納戸・縹とは同じ時期に戦場に出ていたことがあり、仲良し。
怪力で武器はハンマー・斧。
デザインはツカサさん。

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花葉(はなば)寅♀/180cm


「いいぞぉ、オレに全部任せな!なにせヒーローだからな!」

男前な姉御肌。力が強く正義感も強い。
自らヒーローを名乗り、城下町のパトロールをしている。
責任感はあるが、協調性には欠けており、なんでも一人で突っ走りがち。
一緒にいたがりの深緋と相性が悪く、よくケンカをしている姿が見られる。
12人の中で唯一戦に出たことがなく、そのことが若干コンプレックスだとか。

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蒲公英(たんぽぽ)卯♂/165cm


「ボク以外の皆が呑気すぎるだけですけど!?」

心配性の真面目くん。
数字に強く、城の経理を担当。
警戒心が強く考え込みがちで、ちゃらんぽらんな十二支たちにいつも怒ってる。
本性はめちゃくちゃ泣き虫だけど、怒ってるときは頑張って堪えてる。でもやっぱりちょっと涙出てる。
昼間は眠たくてポンコツなので、その隙に経費申請したら大体落ちる。

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若草(わかくさ)辰♀/170cm


「え、弱ぁ…。なんだ、あたしの美貌に手加減してんのかぁ?」

仕立て屋を営む、格闘技に長けためちゃ強のお姉さん。
気に入らないことがあるとすぐタイマン張ろうとする。
自分の外見に対する絶対の自信があり、自分に一番似合う服を作るために日々研究している。
我儘ではあるが、困ってる人がいると放っておけないところもある。
緑青は実の兄で、蒲公英のことが好き…?

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緑青(ろくしょう)巳♂/177cm


「ふふ、俺のお土産、気に入ってくれたかい?」

隠し布の下は謎の、ミステリアスな旅人。
元々は城の貿易を担当していたが、神様がいなくなってからはお役御免とばかりに旅をするように。
子供が好きで、旅に出た先で買ってきたお土産を配るのが趣味。
穏やかな雰囲気が城下町の女性に人気でよくモテる。
旅好き同士、紅藤と仲が良く、バイクで二人乗りする姿がよく見られる。
デザインはゆくさん。

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納戸(なんど)午♀/157cm


「あら、私に何か御用ですか…?」

穏やかで気弱なお姉さん。
城下町で寺子屋を営む先生で、二藍は生徒の一人。
我の強い11人の後ろでいつも困った笑顔を浮かべているが、走るときや模擬戦の際は打って変わって強気な顔になる。
年一回のかけっこ大会では毎回一位をもぎ取り、賞金でニンジンをたくさん買う。
戦に一番出ていた人物で、その俊敏さで使う武器は弓。
デザインはかなめさん。

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縹(はなだ)未♂/169cm


「オッケーオッケー、じゃあぼくのダイスで決めよう!」

胡散臭い医者。いつも飄飄としており、つかみどころがない。
優秀ではあるが治療の方法がちょくちょく雑。
何かで揉めたらダイスを振って決めようとする。周囲の人物曰く「絶対何か細工がしてある」
戦で一緒だった納戸、照柿とは特に仲が良い。
役どころは軍医であったが、必要な時には前線に出てくる。武器は長刀・刀。

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青藍(せいらん)申♀/161cm


「あいよ、おまちぃっ、ウチ特製の団子だよ〜」

陽気な茶屋亭主。お団子や抹茶が得意メニュー。
基本的に優しいが怒るとチクチク言葉が出る上、入店禁止にされるため、11人は彼女には割と従順。
城下町に店を構え、民衆より様々な情報を得ている。地獄耳。
良く店のものを勝手に食べたりする二藍が天敵。
紅藤とは同じ時期に神様に育てられている。

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江戸紫(えどむらさき)酉♂/172cm


「っしゃおめーら!おれぁ風呂行くぞ風呂!ついてこい!」

兄貴肌の江戸っ子お兄さん。声が大きくて銭湯が大好き。
城の料理人を務め、全ての使用人たちの食事を作っている。
てきぱきしており、作る料理は美味しい。
宵越しの金は持たねーぜ!を地で行く性格なので大体常にお金がない。
しれっと経費を使い、蒲公英にはよく叱られている。
デザインはツカサさん。

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二藍(ふたあい)戌♀/141cm


「わー!遊んで!わたし、あなたに構ってほしかったんよ!」

ウルトラ無邪気、構ってもらうのうれしい!遊んで!の陽キャ。
裏表がなく、物事の裏を見ることも殆どない。
十二支の中では最年少で、良く動き回る性格から、郵便配達の仕事を任されている。
納戸の寺子屋に通っており、帰り道に青藍の茶屋でつまみ食いをするのが日課。
デザインはゆくさん。

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紅鶸(べにひわ)亥♂/166cm


「俺が行ける範囲なら、届けられる。と思う」

照れ屋のバイク乗り。
主にお城の台所・茶屋・カフェに入用の品を届ける仕事をしている。
上がり症で人と目を合わせることが不得意。大体下を向いて話がち
曰くバイクに乗っているときが一番楽しいらしい。
そんな中でも緑青ととても仲が良い。
乗っているバイクはダックス。


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百入茶(ももしおちゃ)猫♂/167cm


「お前らがっ、俺の邪魔をっ、するからだろっ」

城ごと乗っ取ろうとたくらんでいる青年。
単純で頑固、いわゆるアホの子。
何か気になるものがあるとその前に考えてたことをコロッと忘れてしまう。
干支が守る城を乗っ取るべく企てているが、諭されたり気を逸らされたり組み伏せられたりで毎回失敗。
最近はやけ酒しすぎたせいで、飲めなかったお酒が好きになった。
逆恨みの大きな理由は深緋が関わっているようだが、真相は不明。

女性陣の誰に手酷く扱われても凹まないのに深緋に無視されたら3日は寝込む。

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